官能小説家のお仕事

官能小説家とは

官能小説家とは、男女間もしくは同性間でのSEXを中心とした小説を執筆する人のことで、わかりやすく言うとアダルトやエロを主題とした小説を書いている人です。エロを題材とした小説といっても種類があり、種類によってだいぶいろんなことが違ってきます。特徴としては男性向け、女性向け、マニアック向けなど様々です。また、一般的にはティーンズラブ、ボーイズラブといったジャンルでも、アダルトよりな作品の官能小説として含まれる場合があります。やはり、作品数的には男性向けのエロ小説が圧倒的に多いです。官能小説やTL(ティーンズラブ)やBL(ボーイズラブ)を書きながら、別名で全く別ジャンルのノーマルな作品を作っている作家さんも結構います。


官能小説家の収入

官能小説家は、一般的な小説家と同様に原稿料と印税が収入となります。わかりやすくいうと、固定給+歩合みたいなもので、原稿料の場合、400文字詰原稿用紙換算で、1枚4000円~8000円程度となります。また、印税は作品が売れたら売れただけ印税として著者にお金が入ってきます。印税の場合、紙でも電子書籍としての販売でも、6%~20%程度が相場となっています。ちなみに電子書籍の場合は、大体が原稿料なしの印税のみとなっているようです。小説の種類として、短編小説と呼ばれているものが400文字詰原稿用紙で25枚~30枚程度のものになります。中編小説では100枚~150枚。長編小説では300枚以上とかなりの分量です。


官能小説家のネタ作り

担当者からテーマを出されてたり、具体的な内容のリクエストがきたりしますが、話のネタ作りは基本的には自分で行います。ただ、どんな時代でも売れるストーリーは大体決まってしまっているので、同じテーマでもバリエーションを変えて色々な種類の作品が作れるかどうかが腕の見せ所です。仕事の内容としては、まずは作品全体のあらすじ(プロット)を書き出し、編集者から承諾を得てから書き出す。完成したらそれを編集者に提出してチェックを入れてもらう。最終的な確認校正をして出版となります。他人が書いたエッチな小説を読んでみても、アダルトビデオを観てみても、こうやってエッチシーンにもっていくのかと仕事に目線が向いてしまいます。最近、人気なのがAV女優や風俗嬢の作家さんで、人にもよるとは思いますが体位の描写やリアルな体験のバリエーションが豊富なことから人気が出ています。 風俗の仕事を経験するのもいいかもしれません。


官能小説家の苦悩

シリーズや連載で多忙な作家さんでは皆さんのイメージしているような締切時間との勝負であるため手が腱鞘炎になったり精神的に追い込まれたりと苦労が絶えません。人気がでるのは嬉しいことですが人気が出たら出たで作品を書くだけの人生になりかねない危険もはらんでいます。普通の小説と違って必ずセックスシーンを書きこまないといけない制限があります。文字数やページ数が決まっているため、少ない文字数の中で濃厚で抜けるようなセックスシーンを入れないといけないため、展開が強引であったり不自然な流れになってしまったりすることもあります。とにかくセックシーンが必須の制限が最優先されるため仕方がなく何とかまとめてみるみたいな葛藤が出てきます。ネタ作りもセックスなんて、着ている服や舞台や年齢や道具や体位が違うだけで、中身はおなじなのでそれをどう描写に変化をくわえるかは、なかなかね大変です。